自律神経失調症と肩こり

10, Sep 2018 by user406 in 健康       No Comments

自律神経失調症は本当に厄介な病気です。自律神経は体の全ての器官を調整している神経ですが、それが乱れることによって、部分的に、または全身に症状が現れます。

体の調子が最近おかしい。でも原因が分からない。その状態で病院で検査を受け、病院でもその原因が特定できない場合に自律神経失調症という診断を受けることがあります。

自律神経が乱れる原因の多くは、内的なストレスや外的なストレスのようです。内的なストレスというのは、例えば仕事でストレスが続いていて精神的にダメージを負っている場合、外的なストレスは例えば気温などの環境などが原因による場合です。

ストレスと受けている時は、自律神経も体を守ろうと必至に働いています。しかしそれが続くとバランスが乱れるのです。自律神経には起きている時に活発に働く交感神経、寝ている時に優位になる副交感神経がありますが、このバランスが乱れると切り替えがうまくできずに、起きている時に調子が悪い、寝ることができないなどの様々な弊害が出てきます。

自律神経失調症にみられる症状としては下記のようなものがあります。

  • 首、肩、背中:首、肩、背中のこりや痛み、張り
  • 頭:頭痛、偏頭痛、緊張型頭痛、頭重感、圧迫感、脱毛
  • 眼:疲れ目、眼精疲労、まぶたのけいれん、ドライアイ、なみだ目
  • 耳:耳鳴り、耳の閉塞感、突発性難聴、めまい、乗り物酔い
  • 循環器:動悸、頻脈、不整脈、胸の痛み、胸の圧迫感、めまい、たちくらみ、のぼせ、冷え、ほてり、しびれ、震え、吐き気、息切れ、呼吸困難、息苦しさ、過呼吸、体のふらつき、大量の発汗、寒気、高血圧、低血圧
  • 消火器:慢性胃炎、神経性胃炎、胃腸症、逆流性食道炎、過敏性腸症候群、下腹部の張(ガス)食欲低下、食欲不振、拒食、過食、異物感、吐き気、胃の不快感、便秘、下痢
  • 皮膚:皮膚の乾燥、かゆみ、多汗症、汗が出ない、冷や汗、じんましん
  • 手足:手足のしびれや痛み、ふらつき、多汗症、冷え
  • 全身:更年期障害、慢性疲労症候群、疲労感、疲れやすい、倦怠感、力が入らない、睡眠障害、不眠、大量の発汗、冷や汗、震え、微熱
  • 精神的:パニック障害、人間不信、情緒不安定、不安感、無気力、集中力低下、うつ、イライラ、被害妄想

出典:スローコアピローと自律神経https://kubikata-koritoru.com/archives/568

あくまでも自律神経失調症でみられる症状であり、この症状が出ているからと言って自律神経失調症と決定づけるものではありません。

首や肩のこりが最初に出てきているように、自律神経の乱れがコリを引き起こしている場合があります。また、その逆で、コリによって自律神経が乱れる場合もあります。

一般的なコリとは、筋肉の緊張状態が続くことで筋肉が硬くなっている状態を言います。筋肉が硬くなる原因は姿勢の悪さが多いですが、ストレスによっていつも体に力が入っている人もなりやすいです。神経質でいつも気を抜かずに過ごしている人も筋肉が緊張している状態が続いていると思います。

筋肉が硬くなると、血管を圧迫するので血行が悪くなります。血行が悪くなっている部分に乳酸が溜まるとコリを感じるようになります。それと同時に硬くなった筋肉が自律神経を圧迫してバランスを乱すこともあります。だからどちらが先なのか自分でも病院でも分からなかったりします。

ただ肩こり自体がストレスに繋がったり、集中力の欠如を招くものなので、緩和することに努めるのは必要だと思います。コリと自律神経失調症を分けて考える人も多いと思いますが、裏では繋がっている場合があります。現在病院で自律神経失調症の治療を受けているのに改善しない、肩こりが続いているという人は、コリの解消も同時にされてみてはいかがでしょうか。硬くなった筋肉を和らげる内服薬もありますが、この手の内服薬は習慣化する恐れがあるので、担当医師とよく相談し、通院しながら服用するように心がけましょう。また、筋肉の緊張をほぐすだけならスローコアピローという枕も大いに期待できます。これは薬ではないので副作用や依存症の心配もありません。